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PDF

2019.03.28


PDFというと簡単に印刷可能なドキュメントフォーマットで、
このフォーマットでやり取りさえすれば常に問題なく印刷される、
という認識をされている人が多いようです。
PDF(Portable Document Format)はその名の通りポータブル、
つまり可搬性が高くやり取りに適したフォーマットであることは
疑いようのない事実なのですが、実際は内部的にかなり許容幅
があって印刷に適さないデータも簡単に作成できてしまいます。
これは意識しないと印刷に適した画像は作れないフォーマット
ともいえます。

 

オンラインマニュアルであれば受け取った側のPCに対応フォント
がインストールされてなくても表示が崩れる位だから、読む分
には「まあいいや」で済むかもしれませんが、印刷所としての
商品となるとお客様の希望とかけ離れた印刷は当然許されません。

 

そこで印刷を目的としたPDFは
・フォントの有無に依存しないようにフォントデータ埋め込み
・あるいは文字そのものをパス化
・印刷で表現できる色空間に収まるようCMYKや特色化
・動的コンテンツ(フォームやリンク)は排除
等の制限をかけて出力する必要があります。

 

PDFにはそのための規格がいくつかあってPDF/X-1a:2001も
その一つです。IllustratorやInDesign側から完成原稿をその
規格に合うよう指定して出力します。この辺は動画編集作業の
〇〇で再生できるプロファイルを選んで出力する手順に似て
ますね。

 

出力したPDFファイルがちゃんとその規格を満たしているか
チェックできるのがAcrobat(Adobe社)の「プリフライト」
機能です。これがあれば入稿する前に自分のPCでミスがないか
チェックして入稿後にエラーで再入稿する手間や時間を短縮
できます。

 

でもそれだけのために有料アプリの購入というのも……、と
人もいるかもしれません。そこで無料のアプリはないかと
ネットで探してみたのですが出てくるのはやはりAcrobatの
使い方がほとんどです。それが確実な方法だからでしょうが。

 

PDF/X-1aの規格は結構厳密に決められているので、これを
漏れなくチェックする完璧なツールを作るのは結構しんどそう
ですがひとまず簡易的なものを作ってみましょうかね。

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